SSP進化予告?


 既にご存知の方も多い事と存じますが、SSPの所長さんのはてなダイアリーにてこのような記事がありました。
 触り判定の設定が細かく行えるという事で、触り判定の設定に苦労した覚えのある身としてはうれしく思う部分は確かにあるのですが*1、同時に不安を覚える点もあります。
 まず第一に、SSP専用の動作がまた一つ増えること。一度この日記で触れた覚えがあるのですが、初めて伺かに触る人は、その殆どが(未だに)まずmateriaを使用すると思うのです。もう更新が停止して数年が経過しているとは言え、ある程度伺かについて調べないとSSPが先に出てくるのは難しいのではないかと思ったりしています。例えば、「伺か」でGoogle検索してみると良く判ると思うのですが、先頭に表示されるのはmateria配布元の「うさださくら」であり*2SSPの配布元である「SSP BUGTRACK」は1ページ目には表示されません*3。新仕様を立ち上げる事は勿論良い事だと思うのですが、(特にライトな)ユーザの皆さんにとって新しいゴーストがとっつき難くならないか、というのがまず一つあります。
 もう一つは、今度はゴースト作者側の話です。この新仕様はゴーストを製作する側に特に重要な話なのですが、今までの四角形と比べて遥かに範囲指定が難しくなるというデメリットがあると思うのです。触り判定をグラフィカルに指定できるツールの類でもあれば話は別ですが、そうでなければ、特に楕円形の指定は使い難くなるのは間違いなさそうだ、と思います。
 先にも申し上げましたが、今回の更新が実装されるならば、これはうれしい事だと思っています。ただ、ユーザ側・作者側共に敷居が高くならないかな、という危惧があるのも確かです。

(15:04追記)
 勿論、触り判定に凝らない人はこの新仕様を使わずに今までの仕様のまま開発を行うだろうとは思っています。ただ、やはりこの仕様が実装されれば、(私も含めて)使う人は少なくないだろうと思うので、このような記述になりました。

*1:特に和惠の触り判定とか、改めて見ると我ながらよくやったものだと。もっと凝ってる人もいるからでかい口叩けませんが。

*2:当然といえば当然の話。

*3:調べてみたら4ページ目でようやく表示されました。